EU規制当局がアイルランドに対し、アップルから未払いの税金130億ユーロ（150億ドル）を回収するよう命じてから17カ月が経ち、支払いスケジュールがようやく合意に至った。

支払いは3月に始まり、9月まで続くため、判決から約2年後にようやく請求額が全額支払われることになる。しかし、これで問題は終結するわけではない…

アップルとアイルランド政府はともに判決を不服として控訴したため、控訴審が終わるまで金はエスクロー口座に支払われることに合意した。

Appleは資金が回収できると確信しているため、エスクロー口座の条件交渉を望んでいた。おそらく、資金が適切に投資され、十分な資本収益が得られるようにするためだろう。交渉は先月ほぼ完了したが、支払いスケジュールについては合意に至らなかった。

RTEによると、支払いスケジュールは確定し、Appleは3月に最初の支払いを行い、その後9月まで毎月分割払いを行う予定だという。世界で最も裕福な企業が、まるで信用履歴の悪い消費者のように分割払いで債務を返済するというのは、どこか滑稽な感じがする。

控訴審が審理されるまでにはしばらく時間がかかると思われるため、最終的な金の運命は今後決定されることになるだろう。

カルト・オブ・マック経由。写真：ベルント・ティッセン/AFP

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