2023年には、米国のユーザーはHBO MaxとDiscovery+を一つのストリーミングサービスとして利用できるようになります。この発表は数ヶ月前から知られていましたが、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの第2四半期決算発表で、同社はさらにいくつかのことを明らかにしました。

Variety誌は、この合併のタイムラインとともにこの発表を報じました。ワーナー・ブラザースのグローバルストリーミング＆ゲーム部門のCEO兼社長であるJB・ペレット氏は次のように述べています。

結局のところ、すべてのコンテンツを統合することが、この事業を成功させる唯一の方法だと私たちは考えました。HBO MaxとDIscovery+を統合することで、解約率を下げ、「[世帯]の誰もが楽しめるコンテンツを提供する」ことを目指しています。

新しい名前は不明だが、同社はまだ「HBO Maxという名前に対する消費者の認識を調査中」であるため、統合されたストリーミングサービスの広告付きバージョンと広告なしバージョンに当初の焦点を当てるつもりだとワーナー・ブラザースは述べた。

多くのストリーミングサービスが利用可能になった今、企業は広告付きバージョンをより多くの会員を獲得する手段と捉えています。広告付きバージョンは価格を大幅に引き下げることができるからです。例えばNetflixは、来年早々に広告付きバージョンをリリースしようと、時間との戦いを強いられています。

一方、HBO Maxはアプリを全面的にリニューアルし、これまで以上にスムーズに動作するようになりました。同社はサービスをより多くの地域に展開している最中であり、サービスのプロモーションには過去のコンテンツも活用しています。例えば、『ゲーム・オブ・スローンズ』は再リリースされましたが、現在はドルビーアトモスに対応した4Kで配信されています。

HBO MaxとDiscovery+の統合は、米国では2023年夏、中南米では2023年秋、ヨーロッパでは2024年初頭、アジア太平洋地域では2024年半ば、その他の市場では2024年秋に利用可能になる予定です。9to5Macでは、この変更について詳細がわかり次第、再度報告します。

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